手術をせずに外反母趾を改善する方法は？

外反母趾症状の事は、みなさんご存知でしょうか？

もちろん一度は耳にしたことのある言葉だと思います。

外反母趾症状とは、足の親ゆびが外側（小ゆび側に傾いていく）に傾いていく症状です。

靴を履いたときに締め付けられることで足の親ゆびが変形してしまう状態が多く、特に女性、ハイヒールやパンプス、窮屈な靴を履いている女性がなりやすい症状です。

一般的に女性に起こりやすい理由としては、女性の方がが男性よりも関節が柔らかいことや、筋肉量の関係、ヒールの先が細くなっているため、足ゆびを圧迫してしまうことが原因と言われていますが、日本人は足の親ゆびが人差しゆびよりも長いことが多く、運動不足による足裏の退化も原因のひとつと考えられています。

近年の傾向としては、老若男女問わず歩く事が減ってきている、足を使うことがなくなってきていることが原因となっています。

便利な社会になり過ぎていて、足を使って移動するなどの機会が減っている事が足の力を弱めてしまっています。

車や電車、電動自転車の普及、子供がインドアな生活をしている、ゲームやパソコンの普及もインドアな生活をさせている原因になっているかもしれません。

外反母趾症状になってしまっている方は、自分の足を使って生活を変えてみましょう。

外反母趾症状が強く出ている方に関しては、治療・矯正が必要となります。

足の親ゆびの形が変わってきている、足が痛むなどの症状が出始めている方は注意しましょう。

外反母趾症状は進行していくので、悪化しやすいです。

特に骨が変形してくると足先が広くなっている靴を履いても痛みが起こったり、足だけの問題に留まらず膝や腰、首など、体全体の不調を引き起こす引き金にもなってしまいます。

足の裏に魚の目やタコが出来てしまったり、擦りむけて傷が出来てしまったり、外反母趾症状によって体にどんどん変化を起こしていきます。

外反母趾の治療としては少し前であれば「手術」による治療が基本となっていました。

しかし、見た目にはひどい外反母趾であっても手術をしない方が良い場合や、手術をしても希望通りの結果にならない場合もあるため、専門院に(大阪市城東区今福東　外反母趾・巻き爪（陥入爪）・Ｏ脚専門治療特化型整骨院　わだ鍼灸整骨院)よる手技の矯正法により改善に導く治療が見直されています。

その方法は、専門院に(大阪市城東区今福東　外反母趾・巻き爪（陥入爪）・Ｏ脚専門治療特化型整骨院　わだ鍼灸整骨院)よっても少し異なりますが、やや太めのテーピング用テープを用意して、親ゆびからかかとに向けて側面を強く引っ張りながら貼り、親ゆびの内側から外側へ何回か巻き付け、そのまま足の甲に向かって強く引っ張りあげて貼り付けます。最後に貼り付けたテープが剥がれないように、足の甲を中心にテープを巻いて終了です。テープを貼るときは、手を使って親指が本来あって欲しい方向に回したり引っ張ったりしながら巻きつけると上手くいきます。

しかし、このテーピング療法は、すごく巻いている割には効果はそこまでありません。

テーピングによって固定している場合は良いのですが、テーピングを外すとすぐに戻ってしまいがちです。

テーピングをずっとし続けなければなりません。

それも大変な作業にもなります。

テーピングを巻き続けることで皮膚にもあまりよくない影響を与えます。

なので、テーピングは本来であれば治療や矯正を行った後の方が効果的です。

足裏をマッサージして刺激を与えたり、足ゆびでじゃんけんをするようにするグーチョキパー運動と、タオルを床に広げてそれを足ゆびでつかむタオルトレーニングを行うことも効果的です。

この運動は普段から行うことが大切です。

外反母趾症状になる原因の一つとして筋力の低下が挙げられますので、このように運動を行うこと、そして続ける事が外反母趾症状を改善していくことも重要な作業にもなります。

また、靴のインソールを使った矯正方法もあります。

外反母趾に悩んでいる人の多くは土踏まずの部分が偏平足になっているため、靴の中にインソールを挿入して土踏まずを持ち上げると効果的ですが、こちらも矯正というまでには至りません。補強といった程度になります。インソールは、病院でも処方される方法で、市販されている外反母趾矯正用インソールを使用すると外反母趾の予防にも効果があります。

テーピングやトレーニングだけ、インソールを使った療法にはやはり限界があります。

この療法は、外反母趾症状が出始めていない段階であれば効果的になりますが、出始めている、違和感がある段階では進行をとめたり、改善していくことは難しいでしょう。