この外反母趾症状は遺伝からくるもの？

遺伝、それはどこでもあると思います。親から生まれてくるので遺伝は少なからずあると思います。しかし、様々な文献によっては、遺伝はしない、遺伝は関係あるなどの意見や参考は様々です。

当院でも(大阪市城東区今福東　外反母趾・巻き爪（陥入爪）・Ｏ脚専門治療特化型整骨院　わだ鍼灸整骨院)臨床的に診ていて実際に遺伝は少なからずあるだろうと思います。

やはり、親がなっていて自分もなっている、家系にいるなどよく話は聞きます。

しかし、親や家系がそうであるから必ず外反母趾になるというわけではありません。

そういった性質があるというだけです。そういった性質をもちながらでもそれが原因でなっていない場合も多いと思います。

その原因としては、日常生活の過ごし方、生活環境にあると考えられます。

生活環境というと、やはり普段からあまり歩かない、足をつかって移動しない、乗り物ばかり乗っているなどが挙げられます。その中でも多いことは、靴の問題です。最近では様々な靴が日々売り出されていたり、買い求めやすくなっています。

大量生産によって安価な靴はもちろん、デザイン性を気にするあまり、履き心地などは後回しになっている靴も多いと思います。

その場で履いて決めている場合には、外見だけではなく、履き心地にも注意しそうですが、最近増えているインターネットや通販での購入は注意が必要ですね。

履くことなく見た目だけで購入するしかありませんので、買ってから我慢して履くことが増えています。

我慢をして履き続けている事が外反母趾症状へと導いてしまっています。

特に女性に多いとされる外反母趾は何が原因で起こる症状なのでしょうか。
外反母趾とは足の親ゆびの付け根にある骨が変形し外側に突き出し、親ゆびが人差しゆびの方に曲がって変形してしまう症状のことです。突き出した付け根の部分が靴に当たったり、親ゆびと人差しゆびが重なると圧迫されて痛みが生じるようになり、放置して悪化すると歩くことすら困難になってしまいます。
原因としては様々なものが考えられますが、まず歩き方によるものがあり、普通は踵から着地するはずがつま先や足全体を地面につけるといった歩き方をすることで、足の親ゆびの付け根に大きな負担がかかることになります。脚が内股になっている人も同じく足の親ゆびの付け根に負担がかかっているため、少しずつ骨の変形を引き起こし外反母趾になるのです。
先ほどの靴が合わないことで外反母趾になるケースの話しですが、サイズが小さい靴やハイヒールのような先が細い靴は足を圧迫して親ゆびの変形が起こりやすいとされています。
また女性に多い筋力の低下も原因の一つとして挙げられます。

人間は進化の過程や生活習慣の変化により足の筋力が弱まっていて、元々アーチ状であるはずの足の横の形が全体的に広がることが多くなり、足の親ゆびの角度を保つための筋力が低下し外反母趾になってしまいます。

筋肉は様々な場面で活躍しています。

血行を上げるために血管を押し上げたり、ポンプ作用のように働いたり、体を支える基盤としても役割をはたし、体を動かすといった意味ではほとんどが筋肉によって動かされています。それほど筋肉は重要な役割があります。なので、筋肉をつけるというよりは、筋肉を落とさないことが重要になります。

先ほどの遺伝も影響すると言っていたことですが、足の形が平らで親ゆびが人差しゆびより長い場合、靴による影響を受けやすいため、このような足の形や骨格の人は注意する必要があります。もしも親子で同じような症状があるのなら、それは遺伝からくる外反母趾の可能性が高いかもしれません。
外反母趾を矯正する方法としては、専用のサポーターがあるのでそれを着用したり専門の治療院(大阪市城東区今福東　外反母趾・巻き爪（陥入爪）・Ｏ脚専門治療特化型整骨院　わだ鍼灸整骨院)によるリハビリトレーニングや生活習慣改善指導などを受けて根本的に治療するなどがあります。歩けなくなるほど悪化してしまうことを防ぐためにも、自分の足が外反母趾になっていると認識した時点で早めに矯正に取り組むことが大切です。